電気リモコン トラブルシューティング

注意 点検は必ず油圧ポンプを停止してから行って下さい。

●対象型式
受動部:DRM-2  アンプ:DRA-1
異 常 内 容 点  検  方  法 処   置
  • ・アンプの電源スイッチONの状態で、「運転/設定」ボタンを押しても「運転/設定」LED(赤)が点灯しない。
  • ・ヒューズが切れていないか点検してください。
  • ・ヒューズが切れる原因を点検した後、ヒューズを交換する。
  • ・電源電圧を点検してください。
  • ・アンプ定格電圧に調整する。
  • ・ヒューズが切れる。
  • ・電線接続端子が短絡していないか点検してください。
  • ・接続を確実に行う。
  • ・アンプ又は受動部の端子部に水が付着していないか点検してください。
  • ・水を完全にふき取り、水が付着しないようにする。
  • ・受動部が動かない。
  • ・電線接続部が確実に締め付けられているか点検してください。
  • ・締め付けを確実に行う。
  • ・結線図通りに接続されているか点検してください。
  • ・結線図通り接続する
  • ・ケーブルが断線していないか点検してください。
  • ・配線をやり直す。
  • ・受動部の最大動作角度を再度設定して下さい。
  • ・受動部は動くが制御できない。
  • ・電線接続部が確実に締め付けられているか点検してください。
  • ・締め付けを確実に行う。
  • ・結線図通りに接続されているか点検してください。
  • ・結線図通り接続する。
  • ・ケーブルが断線していないか点検してください。
  • ・配線をやり直す。
  • ・受動部の中立がズレている。

最大動作角度設定(オート)

操作手順

1 「電源」スイッチ①が「ON」位置にあることを確認して
下さい。
2 「運転/設定」ボタン②を押して下さい。
「運転/設定」LED(赤)が消灯しているのを確認して下さい。
3 「角度」ボタン③を押して下さい。「角度」LED(赤)が
点灯します。
4 7セグ表示に[0]が点滅表示されますので、
「角度」ボタン③をもう一度押して[1]点滅に設定して下さい。
5 確認できたら、「決定」ボタン④を押して下さい。
6 発信器1(リモコンセレクタON時は発信器1と発信器2)を
A側、B側ともに最大動作位置まで倒して0.5秒以上保持
して下さい。
7 発信器1(リモコンセレクタON時は発信器1と発信器2)を
中立位置にして下さい。舶用弁操作レバーに受動部の
フックを掛け、「決定」ボタン④を1回押して下さい。
8 受動部が自動で動作します。(B側⇔中立⇔A側)
動作中は、7セグ表示に[8]が点滅します。
動作終了後は、7セグ表示は[8]点滅→[1]点滅に変わり
ます。
9 「決定」ボタン④を1回押して下さい。
7セグ表示は[1]点滅→[1]点灯に変わります。
10 アンプ盤面上の7セグ表示に[1]点灯を確認できたら
動作角度設定(オート)は終了です。
11 「運転/設定」ボタン②を押して「運転モード」に切り替え、発信器を操作し受動部が正常に動作する事を確認して
下さい。

最大動作角度設定(マニュアル)

操作手順

1 「電源」スイッチ①が「ON」位置にあることを確認して
下さい。
2 「運転/設定」ボタン②を押して下さい。
「運転/設定」LED(赤)が消灯しているのを確認して下さい。
3 「角度」ボタン③を押して下さい。「角度」LED(赤)が
点灯します。 7セグ表示に[0]が点滅表示されます。
4 発信器1(リモコンセレクタON時は発信器1と発信器2)を
A側、B側共に最大動作位置まで倒して0.5秒以上保持
して下さい。
5 発信器1(リモコンセレクタON時は発信器1と発信器2)を
 中立位置に戻して下さい。「決定」ボタン④を1回押して
下さい。
6 舶用弁操作レバーに受動部のフックを掛けて下さい。
舶用弁をA側最大動作角度に設定したい位置まで倒し、
そのままの状態で「決定」ボタン④を押して下さい。
7 B側もA側と同様(操作手順:7)に行います。
8 7セグ表示[0]点滅→[0]点灯に変われば、
最大動作角度設定(マニュアル)は終了です。
9 「運転/設定」ボタン②を押し、「運転モード」に切り替え、
発信器を操作し受動部が正常に動作する事を確認して
下さい。

中立位置調整(オート)

操作手順

1 「電源」スイッチ①が「ON」位置にあることを確認して
下さい。
2 「運転/設定」ボタン②を押して下さい。
「運転/設定」LED(赤)が消灯しているのを確認して下さい。
3 発信器1(リモコンセレクタON時は発信器1と発信器2)と
受動部レバーを手動で中立位置にして下さい。
4 「中立」ボタン③を押して下さい。「中立」LED(赤)が点灯
します。
5 7セグ表示に[0]が点滅表示されますので、もう一度
「中立」ボタン③を押して[1]点滅表示に設定して下さい。
6 確認できたら、「決定」ボタン④を押して下さい。
7 7セグ表示[1]点滅→[1]点灯に変われば、調整は終了
です。
※ 7セグ表示[1]点滅→[1]点滅のままの場合は、中立位置
調整(マニュアル)が必要になります。
中立位置調整(マニュアル)は、アンプ操作→受動部調整
の順序になります。
中立位置調整(マニュアル)のページを参照願います。

中立位置調整(マニュアル)

操作手順

《アンプ操作》
1 「電源」スイッチ①が「ON」位置にあることを確認して
下さい。
2 「運転/設定」ボタン②を押して下さい。
「運転/設定」LED(赤)が消灯しているのを確認して下さい。
3 発信器1(リモコンセレクタON時は発信器1と発信器2)と
受動部レバーを手動で中立位置にして下さい。
4 「中立」ボタン③を押して下さい。「中立」LED(赤)が
点灯します。7セグ表示に[0]が点滅表示されます。
5 確認できたら、「決定」ボタン④を押して下さい。
6 7セグ表示[0]点滅→[0]点灯に変われば、
中立位置調整(マニュアル)のアンプ操作は終了です。
引き続き、《受動部調整》を行って下さい。
《受動部調整》
1 電源」スイッチ①を「OFF」位置に切り替えて下さい。
2 受動部レバーを手動で中立位置にして下さい。
受動部カバー固定用の六角穴付ボルトを全て緩めて
カバーを外して下さい。
3 カバーを外すと、フィードバック用ポテンショメータが確認
できます。受動部調整を行うためには、2ヶ所の中立位置
調整ボルトを緩めて下さい。
4 ポテンショメータ本体を左右に回し、「N1-F」間の抵抗値が
「F-G1」間の抵抗値とおおよそ等しくなるような位置で、
2ヶ所の中立位置調整ボルトを締め込んで下さい。
以上で中立位置調整(マニュアル)は終了です。
注意 《アンプ操作》によって、アンプに記憶させていた中立
位置がクリアされていますので、中立位置調整(オート)
を行い、新しい中立位置をアンプに記憶させて下さい。
※ 手順は中立位置調整(オート)のページを参照願います。

アンプアラーム機能

本製品には、使用中に受動部、アンプ、発信器の異常を検知した場合、アンプの7セグ表示板に
アルファベット点滅でエラー表示を行うアラーム機能があります。アラーム詳細を以下に説明いたします。

7セグ表示板 説明

A:点滅

・電源投入時、発信器(1,2)が中立位置でない。
→発信器の位置を確認して下さい。
電源投入時、受動部が中立位置でない場合は、受動部は自動中立復帰を行います。
また、受動部が中立位置の場合は動作を開始しません。発信器を中立位置に戻し、
受動部と発信器の中立位置を検出した後に [A]点滅表示が消えて、追従動作を開始します。

C:点滅

・アンプ-受動部間の信号線(N1,F,G1)断線時。
→アンプ-受動部間の信号線ケーブルが断線していないか調べて下さい。
受動部は、自動中立復帰します。アンプは、ロック状態(※1)になります。
アンプの電源を一旦OFFにした後でエラー原因箇所の修繕を行い、再度アンプの電源を
ONするとアンプロック状態が解除され、発信器と受動部の追従動作が可能になります。

E:点滅

・発信器1-アンプ間のケーブル(1N2、1S、1G2)断線時。
→発信器-アンプ間のケーブルが断線していないか調べて下さい。
受動部は、自動中立復帰します。アンプは、ロック状態(※1)になります。
アンプの電源を一旦OFFにした後でエラー原因箇所の修繕を行い、再度アンプの電源を
ONするとアンプロック状態が解除され、発信器と受動部の追従動作が可能になります。

P:点滅

・発信器2-アンプ間のケーブル(2N2、2S、2G2)断線時。(※2)
→発信器-アンプ間のケーブルが断線していないか調べて下さい。
受動部は、自動中立復帰します。アンプは、ロック状態(※1)になります。
アンプの電源を一旦OFFにした後でエラー原因箇所の修繕を行い、再度アンプの電源を
ONするとアンプロック状態が解除され、発信器と受動部の追従動作が可能になります。

F:点滅

・受動部が発信器通り動作していない場合。(舶用弁操作レバーロック)
→舶用弁操作レバーが固着していないか、受動部の周りに受動部の動作に
影響するものがないか調べて下さい。
受動部が中立復帰側に動作する事が可能ならば、自動中立復帰します。中立復帰側に動作
する事ができない場合は、その場で停止します。アンプは、ロック状態(※1)になります。
アンプの電源を一度落として、再度入れると、 [F]点滅表示は消え、アンプロック状態は
解除され、発信器と受動部の追従動作が可能になります。

H:点滅

・受動部が発信器通り動作していない場合。(モーター脱調)
→受動部のモーターが脱調しています。
発信器を操作し、発信器と受動部の位相が揃えば、[H]点滅表示は消え、運転モードに
自動復帰します。

U:点滅

・アンプの基板(モータードライバー)温度が異常の場合。(80℃以上)
→温度が正常になれば、自動で[U]点滅表示は消え、アンプロック状態は解除され追従動作
可能になります。
受動部は自動中立復帰を行います。温度異常の間、アンプはロック状態(※1)になります。

(※1)アンプロック:発信器からの指令、設定変更等の操作を受け付けない状態

(※2)リモコンセレクタ機能ONの状態で、アンプ盤面上の発信器2端子に発信器を接続しなかった場合にも7セグ表示に[P]が点滅表示されます。

●対象型式
受動部:ERM-2、ERM-3  アンプ:ERA-3、ERA-4
異 常 内 容 点  検  方  法 処   置
  • ・アンプの表示灯(緑色)が点灯しない。
  • ・ブレーカーが作動していないか点検してください。
  • ・ブレーカーが作動する原因を点検した後、ブレーカーをリセットする。
  • ・電源電圧を点検してください。
  • ・ブレーカーが作動する。
  • ・電線接続端子が短絡していないか点検してください。
  • ・接続を確実に行う。
  • ・アンプ又は受動部の端子部に水が付着していないか点検してください。
  • ・水を完全にふき取り、水が付着しないようにする。
  • ・モーターを点検してください。

電源を切り、受動部のM 1, M 2端子をはずし受動部を中立にしてM 1- M 2間の抵抗値を測定してください。抵抗値は約4〜10Ωであれば正常です。

受動部

  • ・受動部の交換が必要です。
  • ・発信器をA側(B側)へ最大動作させた時、アンプの動作インジケーター(赤色)が点灯していないか点検してください。
  • ・停止時に受動部のレバーがハンチングしていないか点検してください。(電源ONの時)
  • ・「停止時に受動部のレバーがハンチングする」の項目を参照する。
  • ・受動部が動かない。
  • ・電線接続部が確実に締め付けられているか点検してください。
  • ・締め付けを確実に行う。
  • ・結線図通りに接続されていないか点検してください。
  • ・結線図通り接続する。
  • ・ケーブルが断線していないか点検してください。
  • ・配線をやり直す。
  • ・アンプの最大角調整トリマVR 1,VR2の設定を点検してください。
  • ・モーターを点検してください。

電源を切り、受動部のM 1,M 2端子をはずし受動部を中立にしてM 1-M 2間の抵抗値を測定してください。
抵抗値は約4~10Ωであれば正常です。

受動部

  • ・受動部の交換が必要です。
  • ・受動部は動くが制御できない。
  • ・電線接続部が確実に締め付けられているか点検してください。
  • ・締め付けを確実に行う。
  • ・結線図通りに断線されているか点検してください。
  • ・結線図通り接続する。
  • ・ケーブルが断線していないか点検してください。
  • ・配線をやり直す。
  • ・停止時に受動部のレバーがハンチングする。
  • ・電線接続部が確実に締め付けられているか点検してください。
  • ・締め付けを確実に行う。
  • ・制御用信号ケーブルがサージを伴う動力線と一緒に配線されていないか点検してください。
  • ・制御用信号ケーブルを動力線から離す。
  • ・シールドケーブルのシールド両端末が接地されていないか点検してください。
  • ・接地しているシールドをはずす。
  • ・受動部の中立がズレている。

以上の処置を行っても直らない場合、又は内容について不明の場合は、弊社又は代理店までご連絡ください。

アンプ定格電圧

アンプ供給電圧/電流

ERA-4 AC85~132V/1.1A
ERA-4-2(2連用) AC85~132V/4.5A
ERA-4-3(3連用) AC85~132V/4.5A
ERA-4-4(4連用) AC85~132V/4.5A
ERA-3 DC24~28V/3A

最大動作角度調整方法

中立角度調整方法

! 注 意

★ リモコン受動部の最大動作角度は操作弁の最大操作角度より約2度手前に設定してください。
受動部をストッパーなどで拘束するとクラッチ板の摩耗やブレーカー作動が発生します。

操 作 手 順

< 中立角度調整方法 >
  1. 1 電源を切りT-G2端子を接続して、電源を入れてください。
  2. 2 中立角度調整トリマを左回転すると、操作弁レバーはA側へ、右回転すると、操作弁レバーはB側へ微動します。1目盛りにて、約1.5度回転します。
  3. 3 電源を切りT-G2端子の接続をはずしてください。
  4. 4 T-G2端子を接続しないと中立付近で受動部は動作しません。発信器で左右15度程度まで動作させ、中立に戻った位置で確認してください。
  5. 5 調整後、A、B最大角度を再チェックしてください。

  • ※ 受動部ERM-3の電磁クラッチと接続します。
    ERM-3以外では使用できません。
    他電磁クラッチを接続しないでください。
< 最大操作角度調整方法 >
  1. 1 発信器、受動部を中立にして、電源を入れてください。受動部は工場出荷時にA側、B側各々43度に調整済みです。
  2. 2 アンプ正面の最大角度調整トリマを左いっぱいまでまわしてください。
  3. 3 発信器をA側最大操作位置にしてください。この状態では受動部は中立です。
  4. 4 A側最大角度調整トリマをゆっくりと右へまわしてください。動作インジケータが点灯し、受動部がA側へ回転します。操作弁の最大角度より約2度、手前で受動部が停止するように調整してください。受動部が停止すると動作インジケータは点灯しません。
  5. 注記:操作弁に開度調整ストッパーが付いている場合、調整している角度より約2度手前にしてください。
  6. 5 トリマを右へまわし、動作インジケータが連続点灯する時は受動部がストッパー等で拘束されています。トリマを左へ少し戻し動作インジケータが点灯しない位置に調整してください。
  7. 6 動作インジケータが連続点灯するとブレーカーが作動します。ブレーカー作動時はリセットし再調整してください。
  8. 7 B側もA側と同じ手順で調整します。
  9. 8 調整後はトリマをシリコーンゴムなどのコーキング材で固定してください。